自由の王妃アアヘテプ物語

ラムセスの話などを書いているクリスチャン・ジャックのエジプトシリーズのひとつ。

時代としては紀元前1600年くらいのヒクソス政権のあたり。
話としては異民族であるヒクソスを追い出すために、若き王女アアヘテプが立ち上がる。ヒクソスを闇の帝国として暴政を振るっているとし、自由を勝ち取るというか、自分の国エジプトを取り戻すということになっている。

平民であったセケンと結婚し子供が二人できるが、この戦いで夫・セケンと長男カーメスを失うが自由のためにアアヘテプは戦い続ける。全3巻ではあるが時間としては50年くらいを描いている。ヒクソスの王・アペピとの目に見えない(魔術)の戦いや特殊部隊(ゲリラ戦)など読み応えがある。
いわゆる大河小説ではあるのだが、アアヘテプのテーベ王朝にはヒクソスの諜者が潜んでおりこれが最後の最後まで誰だかわからないというサスペンス的な要素も含んでいる。

エジプトの歴史をよく知らなくても、十分面白いんじゃないかな?


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