友なる船

アン・マキャフリーの「歌う船」シリーズの一冊。
マーガレット・ポールとの共作になっています。

「頭脳船」としての初めての仕事で、乗客の若きハイファミリー達の陰謀を聞いてしまったナンシア。その時は、「聞いただけ」で済んだが・・・。ブローン(頭脳船に乗り込むというか、ペアを組む人間を筋肉(ブローン)と呼ぶ)と仕事を数年過ごし、聞いていた陰謀は徐々に現実の物になっていた。
再び、陰謀を企てた若きハイファミリーを乗せる・・・


「歌う船」シリーズと言っても、頭脳船とブローンという設定が生きているだけで、基本的には別の話。特に「歌う船」を読んでいなくても大丈夫。かくいう自分は「歌う船」を途中までしか読んでいないし(^^;

「友なる船」は最初に名前を覚えるのがめんどくさい(苦笑)。ハイファミリー(貴族みたいなもんですな)の名前が長いし、段々とキャラクターの色付けがされるので、なんだかよくわらないまま進むんだよね。そこを我慢して半分くらい進むと段々面白くなってくる。陰謀やらが見えてくるしね。
文庫本一冊(厚くも薄くもない程度)にしちゃ、登場人物というか陰謀に関わる人物が多すぎて、描き方が中途半端な感じがしたりするなぁ。

ナンシアと父親の関係もちょっと取ってつけた感がしないでもない。


ところでこの本がアメリカで刊行されたのは92年。作品には「ネット」が出てくるが当時だとネットでピンと来る人は少なかったかもね?もっともSF系に人たちは進んでますから、そういうことはないかな。
そうそう、訳者あとがきで「チャット」の説明をしているのが、時代か・・・(日本語は95年初版)



友なる船―「歌う船」シリーズ (創元SF文庫)
東京創元社
アン マキャフリー
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