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zoom RSS 映画 汚れた心

<<   作成日時 : 2012/11/10 10:46   >>

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映画「汚れた心」 ブラジルに移民した日本人の敗戦直後の内部抗争の話。 時代は第二次大戦末期。ブラジルのある村に移民していた日本人たちが主人公。当時、ブラジルは独裁体制をひいており、海外からの情報はシャットダウンしていた。日本とも国交断絶しており、日本の状況はほとんど入って来なかった。

元帝国陸軍大佐の男が、その村の多数を指導しており大日本帝国に忠誠を尽くしていた。禁止している集会を取り締まったブラジルの軍人が日の丸を冒涜し、元大佐を中心に騒ぎを起こす。投獄されるものの、一晩で返される。

しかし、その時、通訳をしていた日本人がいて、彼を「国賊」として罵るようになる。

通訳をしていた日本人や村の長は、ラジオで日本が無条件降伏していたことを知っていた。しかし、大佐についていた人たちはそれを信じず、「裏切り者」として日本が負けたという同胞の粛清を始めていく・・・・。

最初に大佐から刺客に選ばれたのは写真家のタカハシだった。彼は迷いながらも、通訳の男のところへ行き、大佐から預かった日本刀で通訳を殺す。
妻は男の苦悩を感じつつ、同胞を殺した夫から徐々に離れていく・・・

そして、粛清の嵐が始まる・・・


映画の話自体はフィクションではあるのだが、元の内部抗争というか粛清は実際にあった話しだそうだ。これらの事件はブラジル各地で発生して、約3万人が逮捕されたらしい。
原作がブラジルの人で、日本人移民に聞いて回ったが、粛清した方もされた方もなかなか話をしてくれなかったそうだ。そのうち、「外人」なら話してもいい(日本人には話さない)という空気ができて、話を集められたとか。

極端なところの怖さというか、そういうものを感じてしまう。戦後、赤軍とかも粛清とかやっていて。なんだろうね、この考えっていうのはと思ったりする。


映画の話に戻ると、舞台はブラジルで(もちろん)、ブラジルロケ。監督は「善き人」のヴィセンテ・アモリン(この人もブラジル人)。キャストは元大佐に奥田瑛二、写真家のタカハシに伊原剛志、その妻に常盤貴子。他に余貴美子とか。
伊原が主義に準じているが、徐々に愛しているものを失っていく苦悩を抑え気味に演じているのがさすが。

常磐が徐々に伊原から離れていくというのを、相手には見せないでいるあたり、演出もうまい感じ(日本人なら、口答えしないだろうという観点で。)でも、最後は怒りを夫に直接表現せずに出ていってしまうあたりもね。

時が経って、タカハシが、彼が殺した村の長の娘に偶然会うシーンとか、あれはすごい残酷。たとえ、法による恩赦があっても、永遠に許されない感じがしてね。



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