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zoom RSS 映画 いわさきちひろ 27歳の旅立ち

<<   作成日時 : 2012/11/06 22:30   >>

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映画「いわさきちひろ 27歳の旅立ち」 著名な絵本作家・いわさきちひろの27歳を起点にして彼女の生涯を追うドキュメンタリー。
女学生の頃から絵を書いていて、賞も取ったらしいが(藤田嗣治と一緒に映っている写真も出てきた)、両親の激しい反対にあい、美術学校への進学を断念。
その後、お見合いで結婚し、中国の大連へ行くが、心をひらいてくれないちひろに絶望した夫は自殺する。

彼女の人生では、その結婚は「無かった」ことになっている・・・

その後、一回帰国したが、戦争が始まり、母の勧めで再び大陸へ。
いわゆる銃後の勤めの婦人として送られた形になっていたのが、心身が病んでしまい、帰国。
(この後、大陸に渡っていた婦人たちは残留婦人となる・・・)

東京の大空襲を生き延び疎開。
終戦後、両親は戦争に協力していたということで公職追放となり、開拓農民となる。
このタイミングで、ちひろ27歳。 上京して絵かきを目指す・・・

絵の勉強をしながら反戦運動にも加わり、その中で、後の夫となる松本善明と出会う。彼女の方が7歳年上だったが、平和を希求する気持ちと自分の絵を大事にしてくれる松本の存在は大きかった。
まだ松本は学生でもあり、後に弁護士となるが、生活費はちひろがなんとか仕事を見つけてきていた状態。
そして、二人の間に子供が生まれる。
生活はそんな状態だったので、1歳半になるまで、ちひろの両親のところに預けられた。生活が軌道に乗ると、息子を呼び戻すことになる。
そして、彼女の絵には息子の姿が描かれていた。成長の過程を記すように・・・

優しい絵と言われながら、自分のスタイルを探し続けてきた・・・。水墨画の技法を応用し、輪郭線を描かないような大胆な技法。
技術を追求する一方で、絵本の原画の著作権についても要求してきた。原画は作家のものであると。(その当時は、作家に返されず、出版社が保管。最悪、散失していた)。

70年代に入り、ベトナム戦争に心を痛めていた彼女は、ベトナムの子供たちについての絵本を書く。それはストーリーが先ではなく、絵を先にして、それに寄り添うような言葉(詩みたいなもの)を書いていった。

それはベトナムというだけではなくて、彼女が太平洋戦争というものを体験して、悲惨さがわかっていて、それを描いたもの・・・


解説の中で「だれが見ても可愛いと思える絵」という話があって、それだけに途中まで画風については悩んでいたと。結果的にはそれを貫いたわけ。
絵とは反対に、彼女の人生というのは激しいというか戦いの人生でもあるし。それがあるからこその、子供を見つめる目というか子供を守りたいという気持ちが出てきているのかと。

30年くらい前にNHK教育で放送していた「イラスト入門」という番組があって、そのテキストに「いわさきちひろ」の紹介があり、優しいと思われる子供の絵の中に、きっと前を見るような目が描いているものがいくつかあると。
それは、ただ可愛いだけじゃないもの、また彼女の人生を表しているのかもしれない。

ちなみに、イラスト入門の司会&講師は、やなせたかし。やなせ先生もいい加減、年だよなぁと思いつつ、調べたらいわさきちひろと同じ年(学年一緒。数えだと違うのかも)。
なので、いわさきちひろが存命だと93歳(亡くなったのは55歳)



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