ミシェル・ヨーとチョン・ウソン主演の「レイン・オブ・アサシン」 暗殺集団「黒石」は国の力をバックに、武林に覇をとなえていた。武林には伝説があった。拳法を広めた達磨尊師の遺体が2つに別れており、その2つを合わせると武林の頂点に立つことができるという。 その遺体を巡って、争いが起きたが黒石の細雨が半分を奪取した後、行方をくらましていた。 黒石の首領・転輪王は細雨を追うが・・・ 細雨は顔を変え名前を変え、静かな生活をしようとしていた。そこに、阿生と名乗る男が現れ、二人の仲は近づいて結婚する。 しかし、両替屋で強盗事件が発生し、そこに居合わせた細雨は拳法を使わざるを得なかった。そこから、話が展開していく・・・ 細雨を見つけた転輪王。遺体をめぐる戦い。そして、阿生の正体・・・ 最初に遺体強奪で起きたことをちらっと紹介し、前半くらいは細雨と阿生の関係を描いて「静」。で、後半が「動」 阿生も実は顔と名前を変えていて、父親の仇が細雨だったんですね。本当は憎む相手だったのが、だんだん情が移って行く。この辺が「運命」みたいなところで、絡んでいくんだな。 黒石の首領も含めて、部下たちも本職はありながら、メンバーでいるので、表の生活(?)を見せることで単なる暗殺者集団という冷たいだけではないっていうのを見せていたりしますね。 最終的には武林に覇をとなえるということじゃなくて、個人的な話になっていましたっけ。 制作はジョン・ウーなので、アクションはさすが。やたらとアクションには頼っていないんですよね。それが前半の部分。 転輪王の顔は見たことあるなぁと思ったらワン・シュエチー(王学圻)で、孫文の義士団に出てきた経営者(息子が孫文の影武者)だった人ですね。 ジャンチン(葉綻青)役のバービー・スー(徐 煕媛)は色仕掛け担当なのに、中途半端だったな(おぃ 台湾版の『流星花園』(花より男子)のつくし役をやったらしいですな。 最初のストーリーの解説は字幕で出るんだけど、武侠小説に慣れていると、日本語よりも中文のほうがしっくりくるなぁ。武林とか江湖とかね。 |
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