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zoom RSS 海炭市叙景

<<   作成日時 : 2011/06/29 22:07   >>

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函館出身の作家佐藤泰志の短編小説を映画化した「海炭市叙景」。
上映時間は2時間半と長めであるが、短編5編から構成されている。

その短編は、海炭市という架空の小都市(函館がモデル。というか、映画のロケは函館)で同じ時期(年末くらい)に過ごしている市井の人々を描いているもの。
短編の主人公はそれぞれ違っていて、関係性があるような無いような。

・造船所が閉鎖され、そこで働いていた若者と、その妹の話
・道路拡張で立ち退きを依頼されていてるが、ずっと住んでいることを理由に動かない老女の話
・プラネタリウムに勤めている男と、妻が夜の仕事をしていて妻の行動が気になる。息子は帰ってきても何も話さない。
・再婚した相手に辛くあたるが、妻は連れ子を虐待。自分はあたらしく始めた事業がうまく伸びない。
・仕事のため、故郷に戻ってきた男。仕事はうまくいっていない。わだかまっている父親とは会おうとしなかったが、偶然会うことに。

ある結末に向かって話が進んでいくわけではなくて、どこにでもあるような人々の暮らしを描いているだけ・・・だから叙景なんだね(叙景・・・風景を文章に書き表すこと)。

エンターテイメントじゃないんだよね。

心情とかがもうちょっと描けると、感情移入とかしやすかったりするのかもしれないけど、あまりにも普通に描いている感じがしたなぁ。
あと、人間関係がぱっとわかりにくかったり。

造船所の話は、兄妹だったの?とか(夫婦かと思っていた)
再婚した話も、妻が子どもを「なんとか君」と言っているところと息子に対する接し方が違う感じがして、連れ子なのかなぁと「想像」するわけだ。

短編で、小説だと一言で済む説明が、映画の中でどう表すか(単に言葉で表すのも芸が無いしね)、なかなか難しいところではあるけど。


造船所の話で、妹が最後につぶやく「またあの場所に戻るのだ」というのが印象的。初日の出を見ることは、ある意味、浮世から離れていたわけで、でも「新年おめでとう」では決して無くて。

あんまり救いが無いな、そういえば。

俳優陣では
南果歩ってこんな役をやるような年齢なんだと思いつつ
谷村 美月はいいなぁと思いつつ



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