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zoom RSS 居酒屋かもめ唄

<<   作成日時 : 2008/09/18 21:25   >>

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居酒屋放浪記でおなじみの太田和彦さんの本。
この本は、ほかのと若干毛色が変わっている。というのも、他の放浪記系は二人ないし三人で旅をして、軽妙な会話や「あそこは失敗した〜」なんていう面白おかしく書いてあるのだが、この「居酒屋かもめ唄」は一人で小さい街(大阪をのぞく)に出て、そこでというかその土地で繰り広げられる人生模様を書き記している。

下手な小説読むよりは、これを読んだ方がよっぽど人生学べる・・・
いや、居酒屋やバーに行って、主人やお客と話した方が人生学べるって感じかな。

ここでは訪れた場所は六ヶ所。福井の三国、島根の松江、岩手の盛岡、北海道の江差、大阪、大分。

三国というか芦原温泉に一回行ったことあるなあ。チラッと出てくる東尋坊にもね。
「裏日本てのはいい言葉や。人間には裏も表もるやろ。表に疲れた人のために裏がある。たまには表の世界から降りて、なんもかんも忘れて酒飲めばいいやん」(P29)

「裏」というイメージを一新させますね。素晴らしい。

松江は行ったことがないです。そのうち。

盛岡は乗換えだけ。とはいえ、東北の血が混じっている自分にとっては、風景は思い浮かべられたりするし、なんとなく馴染みがあったりするのだ。

江差は行ったことがない(北海道はあっても)。漁港に居酒屋なしと言いながら、2日も滞在していると段々といい所が見えてくる。自分から扉を開いていけば、何にもない街なんていうのはひっくり返る。
だって、人がいる以上その人の生活はあるし、ずっと生きてきた人たち、住んでいた人たちのストーリーがあるんですもの。

大阪・・・10数年前に大阪城近くの駅で降りて、お好み焼きか何か食べたんだっけか?ここでは、繁華街やほんとの下町なども歩いている。この本が最初に出たのが10年くらい前なので、まだ阪神が弱い時。
5対13で負けた次の日のお客の会話「五点も取れたんや。御の字やないか」・・・自虐的ではあるけど、こういう余裕を持ったファンは親近感がわくなぁ(笑)

「東京は何かことを成そうと勝負に上京していく都会だ。(略)人生の今あるままを肯定していくような大阪の町・・」
僕なんかは東京生まれ東京育ちだから、そんなことは全然思わないんだけどね。地方から出てきた人たちはそう思うのかしら?といつつ、ほんとの都心は苦手だったりするけどね。あーでもそれは生活がない場所だからもしれんなぁ。


大分は何回か行きました。とはいえ、都町や府内町で飲んだのは一回だけ。別府も昼の温泉は入ったけど、古そうな町内は歩いていないし。今、思うともったいなかったな。
ジャズバー狸穴とかよさそうだったじゃん(太田さんが尋ねる前に、大分には行っていた)。
ここではピアニスト谷さんと太田さんの偶然のある一致が出てくる。こんな偶然があるから人生は面白い。

居酒屋がテーマと言いながら、大分では出てくるのはほとんどバーと言うのが面白い。


これを読んで旅に出てお酒を飲んで人生(というか堅苦しいが)を語りたくなった人は結構いるはずだ。いや、そうでなければ、これをほんとに読んだことにはならないであろうよ。


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